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人間の永遠の探求―パラマハンサ・ヨガナンダ講話集

人間の永遠の探求―パラマハンサ・ヨガナンダ講話集
パラマハンサ ヨガナンダ
人間の永遠の探求―パラマハンサ・ヨガナンダ講話集
定価: ¥ 4,830
販売価格: ¥ 4,830
人気ランキング: 8227位
おすすめ度:
発売日: 1998-02
発売元: 森北出版
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

素晴らしいの一言。
「あるヨギの自叙伝」の著者であり、ヨギ(ヨガ行者)のヨガナンダの講和集。分厚くて値も張りますが、買って良かったと思います。他の方が書かれているように、一つ一つの言葉の背後から、明確に著者の存在感を感じられ、安らぎます。

私自身、精神世界の本を読み、霊的に向上することが人生の目的だと理解した当初は、そうはいっても具体的にはどうすれば良いのか、といったことが不安でした。既存の宗教や道徳の延長上に、ただ禁欲的に自分の願望を拒絶して、無理をしてでも人に優しくしたり、親切にしたりすれば良いのか。苦しくても生き抜いて向上しなくてはいけないのか。人生は苦行なのか。そういう風に感じていました。

しかし実際には、楽しんで良いし、人生は楽しいんだということ、霊的に向上することと人生を楽しむことは矛盾しないし、むしろ向上すればするほど人生は楽しくなる、ということが次第にわかってきました。

がむしゃらに苦しんで頑張るのではなく、霊性を高めるための、具体的な様々な考え方、行動の仕方を柔軟に語ってくれていて、文章自体に、師の存在感から得られる安らぎもあります。私にとって宝物といえる本です。

「宗教の科学化」
「物質の非実在性を理解する」
「この世界は夢である」
「心のラジオから不安という電波障害を取り除く」
「習慣はあなたの主人か奴隷か」
など、日常生活での応用性が高い57の講話が収録されています。

真の知識は実践によって形成されることを述べている箇所です。
「霊的法則について、本で読んだだけで終わってしまう人がいますが、それでは真の自己を知ることはできません。真理の教えは、自分の生活の一部として実践しなければ意味がありません。」

「科学と宗教とは、互いに手を携えて行くべきです。科学的研究の結果はすべて明確で、理論と実証に裏付けされていますが、宗教の場合はしばしば独断的です。?中略?
神の贈り物に対して神に感謝する人は少数ですが、その中でも、神と接触できるほど深く科学的に探求している人はさらに少数です。神を真剣に求めるならば、科学的方法を学ぶべきです。」

瞑想は義務ではなく、喜びのための行為である
「あるヨギの自叙伝」で有名なヨガナンダですが
私はこちらの本のほうが好きかも。

ヨガナンダはとにかく「神の喜び」について伝えたがっている
450ページのほとんどが神の素晴らしさについての話です

この本を読むと、普段は義務的にこなしてしまう瞑想を
もっと自然な、喜びの行為としてしなければという思いにかられる
私が向かう先には、大きな歓喜があるはずだ、との予感。

あと、私的に気に入ったところを引用。

「心の『消極的平穏』は、喜びも悩みも退屈もなくなったときに生じます。
 しかし、変化も刺激も無いこの状態が長続きすると、それにも飽きてきます。
 消極的平穏がたのしく感じられるのは、喜びや悩みや退屈が長く続いた後だけです。
 
 そこでヨギは精神集中によって心の波を鎮め『積極的平安』を得ようとするのです
 すなわち、心の表面に揺れ動く想念の波を鎮めたヨギは
 穏やかになった心の湖の底を凝視します。
 すると、そこに『魂の常に新鮮な驚き』という積極的平安を見出すのです (P326)」
 

日本ではマイナー?
ヨガナンダの講演をまとめたものですが、良書ですね。『あるヨギの自叙伝』と共に読むのをお薦めします。かなりの霊性的ランクに到達していますのが伺えます。結構楽しんで読めました。 日本ではあまり知られていないのが残念なところです。

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